創業融資成功のカギ!あなたの生活習慣が審査に与える意外な影響


創業融資では、提出された創業計画書や創業者の経歴だけでなく、それまでの日常生活の過ごし方にも注目されます。

日本政策金融公庫の創業時の融資審査では、創業計画の実行可能性や融資された資金の返済能力を評価するため、申込者の計画書、経歴、自己資金などが厳しくチェックされます。

しかし、融資の審査ポイントはそれだけではありません。

日々の支払い、しっかりできていますか?

申込者の日常の支払い習慣なども、審査の重要なポイントになります。
例えば、公共料金(電気や水道、電話など)の支払い状況が見られたりします。
これらの料金の支払いが遅れがちな場合、融資の返済も遅れがちになるのでは?と判断されることもあります。
その他にも税金の滞納や支払い状況も評価の対象になります。
支払いの期日をきっちり守っているかどうか、というのはとっても大切なことなのですね。

予備の資産があれば、審査にプラスに

事業に使用する自己資金だけでなく、余裕資金の有無も確認することもあります。
創業して事業が困難な局面を迎えた際でも、個人の生活が続けていけるかどうかは重要なポイントです。

例えば、生命保険の解約返戻金や定期預金、NISAの積立金など、直接、事業資金に使う予定がない場合であっても、それだけの蓄えがあり、いざという時に生活資金に回せるというのであれば、事前に政策公庫に伝えた方が審査に有利になるでしょう。

その他にも事業以外の収入があれば、そのことを伝えるのも良いと思われます。
それこそ配偶者に収入があって、事業が安定するまでの間家庭を支えてくれるといったことでも構いません。

終わりに

創業を目指す方は、創業計画だけでなく生活習慣にも注意を払い、創業融資の申込みに臨むことをお勧めします。
これにより審査を通過する確率を高めることができるでしょう。